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12月は「ガン」の映画の公開ラッシュだった 〜2011年に観た映画を振り返って [今日の出来事]

年末なので、今年観た映画@映画館の振り返り。

今年観たのは計19本、@2本/月という目標には届かずガッカリ。
しかし、IRという仕事の山谷が分かる分布が面白い。
(↓ 映画リスト一覧)

12月に入って多かったのが、主人公が「ガン」という設定の映画。
末期ガンの最期を撮ったドキュメンタリー映画も入れると5本中4本。

(アンテナが立っているからというだけでなく)12月は「ガン」をテーマにする映画の公開ラッシュだったように思う。
映画のテーマは時代を映す鏡でもある。
メッセージしやすい設定だし、決して少なくないけど(他に+2本はこのテーマ)、同時期にテーマがこれだけ被るというのは、何かの前兆?

必ずしも闘病を扱った映画ばかりじゃなかったけれど、観終わって感じるのは、「ガン」患者の母親(なぜかほとんど父親は登場しない。)の献身(そしてほとんどの場合、患者自身に鬱陶しいがられる(もちろん感謝の反動だけど)。)と最期が分かるシアワセ。

母親なら子供がどんな病気でも心配するだろうけど、「ガン」という病気のイメージも絡んで、それはもう深〜い深〜い愛情を子供に注ぐのだ。
主人公の哀しみよりも、母親の姿に実は心が動かされる程。
母親って、世界で一番偉い人なんだって、改めて思います。

そして、「死」の期限が見積もれるシアワセ。
私のガンに期限はなかったので実感とはいえないけど、告知された時に始めて意識した「人間にはゴールがある」という当たり前の事実。
自分や家族の命の期限を知りながら生きるのは辛いはずとは思うものの、3.11の震災で一瞬にして奪われた尊い命と比べるまでもなく、自分の意識次第で「生きる喜び」を味わって死ねるのは、シアワセだと思える。
「人間はいつか死ぬものだから、1日1日を大切に生きた方がいい」ということを誰も意識できればいいのだけど、突き付けられた現実がないと、そんなことを意識できる人は少ない(と思う)。

私自身、手術が終わってリハビリしている時が一番、「生」と「死」を意識して、1日1日というより一瞬一瞬を、一生懸命生きていた。
来年は、もう少し「生きてる」喜びを意識しならが、丁寧に生きていきたいと思うのでした。


2011年に観た映画(19本)
1月:
『相棒Ⅱ』
『しあわせの雨傘』
『僕と妻の1778の物語』
『ソーシャル・ネットワーク』
2月:
『毎日かあさん』
3月:
『英国王のスピーチ』
『ツーリスト』
4月:
『SP 革命編』
7月:
『アンダルシア 女神の報復』
8月:
『ゴーストライター』
9月:
『アンフェア the answer』
『探偵はBARにいる』
11月:
『ステキな金縛り』
『マネーボール』
12月:
『エンディングノート』
『フィフティ・フィフティ』
『わたしだけのハッピィー・エンディング』
『サラの鍵』
『永遠の僕たち』

ブラームス交響曲第1番を聴きながら [今日の出来事]

自分の経験からアンテナが立つということはよくあることだけど、私にとって”小澤征爾”さんもその一つ。
久しぶりに目的なくブラブラしようと、リアルな本屋さんに入ったら平積みされたこの本を見つけ、始めにを読んで、即買いしました。

小澤征爾さんと、音楽について話をする

小澤征爾さんと、音楽について話をする

  • 作者: 小澤 征爾
  • 出版社/メーカー: 新潮社
  • 発売日: 2011/11/30
  • メディア: 単行本


あんまり音楽的な環境で育ってこなかったので、音楽には非常に疎い。
それでも一通りのポップスは聴いたり、好きなアーティストもいるけれど、クラシック音楽は踏み入れられな聖域でありました。

でもねぇ年齢を重ねると、本でも、音楽でもいわゆる古典的なジャンルに単純な教養以上に、興味を惹かれてくるんですよね。
なんでだろう?

クラシック音楽と西洋絵画を語れる人は、コンプレックスも相待って、無条件に眩しい。
しかも、同じ職場に本当は「本当はオペラ歌手になりたかった」といい、クラシック音楽しか聴かない女子が1人いて、オペラとクラッシックはNYでもヨーロッパでも興味があれば飛んでいくというツワモノ女子も1人居て、かなり刺激されまくり。
(IRは、そもそも人がそんなにいる部署ではないのに、この比率はなんなんだ。。。)

おなじ「食道がん」患者として、興味もあるし、きっとここから入って間違いないはずと思って、リリース直後にこのCDを買ったので、ブラームスを聴きながらの読み耽りました。

奇跡のニューヨーク・ライヴ

奇跡のニューヨーク・ライヴ

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: ユニバーサルクラシック
  • 発売日: 2011/01/26
  • メディア: CD


村上春樹とか、クラシック音楽とか、いい意味先入観のない私は、小澤征爾さんが置かれた身体的な状況がリアルに分かるという好条件もあり、なかなか楽しい読書となりました。
音楽ってこういう聴き方があるんだとか、そもそも音楽ってなんなんだろうとか、そして仕事を楽しむってこととか。

いつか、オペラを愉しんでみたい、それもヨーロッパで。
オススメです♪

NEX-5Nのピクチャーエフェクトを楽しむ♪ @昭和記念公園 [今日の出来事]

火曜日の「めざましテレビ」を見て、紅葉の写真を昭和記念公園に行こう!と思い立ちました。

NEX-5Nを買って貰ってから、伊勢神宮には行ったけど、それ以来まともにお出掛けしてなかった。
(最近、仕事の山谷がないのはナゼなんだー。( ; ; ))

ので、紅葉の季節になったら絶対お出掛けしようと思ってたんですよねぇ。
ファインダーを覗いて効果を考えながら写真を撮るのもいいんだけど、ピクチャーエフェクト使って楽しい写真を撮りたい気分。

昭和記念公園には、開園時間に到着。
入口から坂道を登ったら、いきなり銀杏並木が見えてきました。
見頃を過ぎちゃったから迫力不足なのかな?と思いつつ、テンション↑↑

ToToは100枚以上撮ったといい、15分以上過ぎた頃、ふと目の前に(有料)入口があるのに気がつきました。
しかも、その奥には目指す黄色い光景が?!
二人とも食い付きよ過ぎて、周囲を全く観察つしてない。。。

気を取り直して、本格的に公園を散策。
赤色の紅葉は見頃過ぎとなっていたけど、秋を感じるには十分な光景。
天気もいいし、気温も適当だし、人間が自然の一部だと感じる瞬間、生きてるって思う。

そして、入口からちょうどいい距離に、原っぱ&屋台が。
こんな日は、外でお食事するのが最高!
「特許出願中」という不思議な売り文句(料理に特許って?!)も、ものすごーくいい匂いがしていた五浦ハムの「ハム焼き」を頂きました。
これが予想以上に美味しかった。オススメ♪

予定以上にのんびり過ごしちゃった。
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2泊3日 伊勢・志摩の旅 旅を終えて [今日の出来事]

夏休み、第2弾の旅の終わり。

今年は節電の影響で夏期一斉休業となり、お盆の混んで高い時期に1週間、そしてシルバーウィークの前半の3連休に旅に出掛けてきました。

ToToが帰任して、久しぶりに日本の旅。
やっぱり屋久島、sunkaraの思い出が一番素晴らしいもの(来年も絶対行く!)だったけど、それは置いておいて。
今回の伊勢・志摩への旅も楽しいものでした♪

泊まったのは『タラソ志摩』。
伊勢神宮に行くだけならベストステイではないけれど、立地条件の不利をサービスで補っている感じ。
サービス以上に日本初で随一の規模を誇るタラソテラピーというのが一番の売りはずだけど、今回は断念。
SPAがあるリゾートでは必ず利用するんだけど、「がん治癒後5年以内の方」というのをHPで見てしまった。
他のSPAで見た事ないんだけど(施術の事前アンケートでも見たことないなぁ。。。)、なんでだろう?
まぁ、気にせず受けてもよかったんだけどね。

タラソテラピーは置いておいて、伊勢神宮にも行けたし、招き猫は面白かったし、鯛を釣って鯛めし食べられたし、海ほたる&夜光虫が見れたのは感動的だったし。

日本もまだまだ行きたいところいっぱいだなぁ。

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2泊3日 伊勢・志摩の旅 二礼二拍一礼で願い事! [今日の出来事]

2泊3日の伊勢・志摩の旅も今日が最終日。
今日も『タラサ志摩』が提供するアクティビティに参加。
その名も「伊勢神宮 爽朝参拝」。

朝6:00にホテルを出発。
45分掛けて、伊勢神宮の内宮に到着。
ホテルスタッフが神宮内の建物やら、パワースポットを紹介してくれながら、清々しい境内を散策。
(我が家はどっちかというと写真撮影(^^;; )

手水舎で左手・右手・口・ひしゃくの柄順のお清めをして、神前に二礼二拍一礼で参拝してきましたぁ。
願うのは家族の健康、そしてもう一つプライベートなお願い(ナイショ)。

本当は、外宮 → 内宮と周るのがしきたりらしいけど、この企画だと内宮のみの参拝でした。
(一応伊勢神宮はメインイベントだったんだけど、HPに詳しい企画が載っておらず、昨日はおかげ横丁で散々遊んでしまった(ーー;) しかも、外宮と内宮がこんなに離れているとは(>_<)旅は計画的に(^^;; )

早朝だというのに、境内にはそこそこの人。
到着時は、心地好い風が吹いていたけど、徐々に気温が上がってきました。
朝から参拝してて良かった。

さすがにまだお土産屋さんは開いてなかったけど、なんと赤福本店だけは開いてました。
(早朝6:00開店!実家にお土産ゲット!)

参拝後は、ホテルに戻って「神様と緑を結ぶ朝御飯」。
(ビュッフェにラインナップされている神様に献上される食材を使った滋味たっぷりの朝御飯。伊勢神宮の神饌として重要視される『米』『塩』『水』にこだわった黒米・赤米を炊き込み飯、お粥、そしてご飯のお伴に20種類の名産トッピング。 )

朝から、 非日常的な厳粛で、緑豊かな場所でノンビリして、身体に良さそうご飯を食べてリフレッシュできました♪


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2泊3日 伊勢・志摩の旅 鯛めしとスティック胡瓜を頬張る! [今日の出来事]

2日目の今日。

午前中は、「海釣りキッチン」というアクティビティに参加。
海釣り+釣った魚をアウトドアで食べるという企画。

先ずは、ホテルからパールロードを通って賢島へ。
海釣りの釣り堀で、鯛を狙って海釣り開始。

開始5分とかからず、私の釣竿にヒット。
なんと、フグが釣れました。

これは今日の獲物じゃないのでリリースしてあげて、再び釣竿を下ろすと、今度は狙いの鯛ヒット♪
そして、そして、その後すぐに今度はあたごもヒット。
あんまり釣りってしたことないけど、魚が餌に食いついて引く感覚って面白~い。

その間、ToToは1回もヒットがなく、黙々と釣り糸を垂らしてた。
ガイドさんも私が釣ったからいいかなぁという雰囲気が漂よわせていた頃、ToToにヒットあり。
無事に鯛が釣れました♪
そして、その後5匹以上もフグを釣れて。
どうやら、昔の釣りの感覚を思い出したらしい。

で、ホテルに帰って、皆で料理開始。
我が家ともう1家族全部で6人、なんと鯛も6匹。

鯛めしには豪華に3匹、鯛の塩焼きは2匹、鯛の香草焼きに1匹となんとも豪華なお昼を食べました!
鯛めし最高♪
なんで外で食べる食事って、美味しいんだろう?!

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午後は、鳥羽駅から近鉄に乗って五十鈴川駅へ。
伊勢神宮には明日早朝行こうと思っているので、明日行けない「おかげ横丁」に行って来ました。
思ったより密集した店舗に、いろんなお店が軒を連れ、歩いているだけで楽しい。

なにより、可愛い招き猫のお店に釘付け。
しかも、『来る福 招き猫まつり』をやっていて、周りは猫、ネコ、ねこ。
イヤぁ面白かったぁ。

そして、途中、人々が誰も彼も串刺しの胡瓜を持ってて、何かと思ったら、スティック胡瓜という食べ物。
もちろん即買いで食べてみました。
今日は、日差しも強く、暑かったから余計に美味しかったぁ。

ちなみに、「味匠館」にはあの「ダンケ」のバターコーヒーが!
ものすご〜く興味をそそられたけど、今日は断念。
(その代わりにフルーツ氷を食べました。なんだ、食べてばっかりじゃん ^^;; )

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今日もHappy♪

2泊3日 伊勢・志摩の旅 海ホタルと夜光虫に感激♪ [今日の出来事]

シルバーウィーク始めの3連休。
旅先に選んだのは、伊勢・志摩です。

ゆっくり伊勢神宮に行ってみたかったのと、星野リゾートに興味があったので、宿泊先を『タラサ志摩』にして、伊勢神宮とアクティビティを愉しむ旅。
普通の観光地を巡る旅にしたくなかったので、今回は『タラサ志摩』が提供するアクティビティをフル活用する予定。

横浜から鳥羽までおよそ3時間。
駅から送迎バスで約20分。
思ったよりも近かった。

海を望む場所にホテルはありました〜。
(というか周りになーんにもない。)

最初のアクティビティは、「夜に輝く宝石探し」。
ホテルの敷地内のビーチに移動して、海岸沿いの数分歩くと、木造の手作り感溢れる桟橋。
そこに仕掛けを入れると夜光虫と海ほたるの妖しげに光る様子を見れる!

夜光虫は、スティックで海面を揺らすと一緒にユラユラと光る。
海ほたるは、夜光虫よりももっと力強く、まるで蛍光塗料を海にまき散らしたように光ってました。
そして、帰り際には夜光虫が波の動きに合わせて光る様子も見れました♪
(月2,3回ぐらいしか見れないそうです。今月は始めてだって!ラッキー)



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7人目のEXILEを選んだ理由は、面接に通ず [今日の出来事]

EXILEにあまり縁はないのだけれど、記憶に残る「最後は相性だった」という言葉。
7人目のEXILEとして、大々的なオーディションで新ヴォーカリストを選んだ理由として、リーダーが語った一言が、なぜだか印象に残っている。

音楽やダンスのパフォーマンスを考えれば、実力は上の候補者もいたけれど、これからEXILEとして他のメンバーとして上手くやっていけるか、がポイントだったといった趣旨だった。

調べてみると、そのオーディションは2006年9月のことらしく、およそ5年前の話。
その当時は完璧に組織の一員として人に選ばれる側だったので、なぜこんな人を採用する際の考え方に興味を引かれたのか、心に残ったのか。

ま、理由はともかく、面接を行なう立場になり、応募者と話していると、「最後は相性」というのを意識せざるを得ない。
面接で落とされた(る)側から聞くと、納得いきかねると思うし、不採用とせざるを得ない場合、応募してくれた側になんらかのサジェスチョンになるようなコメントをするのが礼儀だと思うけど、最終的な判断って、スペックに合うとか合わないとかだけじゃないんだなぁ。
(そもそもスペックに合う人がいるケースの方が珍しい。だから就活中の方も気にする必要なし(って違うか?!))

まぁ、本当にパフォーマンスをあげてくれるかは、やってみてもらわなきゃ分かりませんし、相性が最終的な組織力に繋がるかも未知数ではあり。。。

人間の能力に本質的には大きな差はなく、単にゴールへの意識(別にサッカーではない)の違いがパフォーマンスに大きく影響するっというのが信念なので、私との相性はそこかしら。

来週まで続く採用活動。
仕事とはいえ、社会や会社を取り巻く状況を考えると、結論を出すのはちょっとシンドイ。

そうそう、EXILE、EXILEって書いたから、ふと振り返ってみると、最近音楽買ってないなぁ。特にディスクは。
それに、最近音楽に求めるものが変わってきたので、Jazzとかを聞き流すことが多い。
ゆっくり音楽聴く時間なくなったなぁ。

ひさしぶりにつぶやきではない、でもつぶやきでした!
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FY11に変わる2つのコト [今日の出来事]

311後、20日が経ち、原発事故の状況が一向に好転しない中、FY10が幕を閉じた。

明日から、FY11の始まり。

震災の全体像が今だ把握出来ない中、今年度後半には、震災復興需要があると見る向きもあるけれど、たぶん、今年度は厳しいものになるという予想の方が現実的だろう。

これから、日本全体でこの震災に立ち向かわなくてはならないのに、財政面、金融面で、信じられないことばかり起き、より一層不安になる。
政治家を現状では選び直せない中、某CMじゃないけど、「今、わたしに、できること。」を実直にするしかない。

FY11になって、個人的には2つ変化がある。

まず、ToToが海外赴任を終え、また2人暮らしに戻った。
4ヶ月近く早まった4/1付けの帰任で、予期せぬFY11の始まり。
もう1回ヨーロッパに行ける機会を失ったとちょっと残念に思っていたけれど、急遽帰任が決まった時には、年度末がこんな形で終わろうとは夢にも思わなかった。
関東ですら平常の生活に戻れていないので、このタイミングでの2人暮らしの再スタートは、ラッキーだと思う。

1x年間の2人暮らしから、2年間の1人暮らし、そして2人暮らしに戻っただけだけど、この2年間で2人が経験したことは、ほとんどクロスしない。
人間は経験によって変化する動物だと思う。
たぶん今までとは違うこともあるだろう。
そしてなにより物理的よりも、精神的な変化に弱く、1点集中型の私は、もうひとつの変化に気を取られることは確実で、これからの2人生活がどう落ち着くのか、何が出来るのか少し不安。

そしてもう1つ。
昇進し、人事上正式に管理職になること。
はっきり言ってこの時代、仕事の責任も内容も、すぐに変化することはないだろう。
しかし、この厳しいタイミングで、自分がどう立ち位置を取るべきか、回答を持たない状態での組織の運営は、少し戸惑いを覚えている。

ここで敢えて昇進のコトを書いたのは、「がん」になることが、必要以上に仕事に影響があると煽られ過ぎていると感じているから。

以前つぶやいたコトがあるけれど、例えば、某生命保険のCMで「がんになって仕事を変えた」というのがあった。
聞く度に違和感を覚えていた。

某週刊紙では、がん患者の就労の苦労ばかりが、がんとともに生きる側面として強調されていた。
私も実際に治療中は就労していなかったわけで、収入は下がった。
昇進だって、上司の話が本当だったら、職場の推薦を受けながら人事の判断(休職期間があるから)で、昨年は昇進試験を受けられなかった。
だから就労に伴なう問題があるのは間違いないし、2人に1人はがんになる時代、社会で活かすための施策が国にとって重要だから現状を訴える必要があると思うけれど、終始何の光明も見えない表現には、読む価値を見いだせなかった。

治療、体調など、できるコトは健康な人と同列にはならないけど、「今、じぶんに、できること」をやる覚悟が、がん患者にも必要だと思うし、世の中頑張っている人が多いはずだ。
今の時代、成果は労働時間と比例しないわけだし、がんになったこその強さだってあるはず。

がんは、人それぞれ状況が違う。
1患者にしか過ぎない私が、軽々に一般論として語ることは出来ないけれど、自分の存在価値が認められなければ、長いがんとの付き合いには勝っていけない。
そして、だからこそ短期的な変化を捉えてモノを考えてはいけないのだ。
一時的に収入が減るとか、不利益を被るとか。
なにより細くても長く続けるられることが重要。
仕事ががんにともに生きる勇気を与えることは間違いないし、そのために一定の努力が必要だと思う。
がんとともに生きることが、当たり前に社会人として生きること同義となって欲しいと思っている。

なんか不安ばかりが募るけど、毎日笑顔を忘れず、生活する努力を一番にしたい!
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イタリア8日目 最後もイタリアらしく?! [今日の出来事]

いよいよ帰国。
金曜日の深夜発だったので、実質8泊8日。

午後一のフライトなので、今日は観光はなし。
ノンビリ朝食をしたら、今回初めてタクシーで空港へ。

今回の移動は、バスと電車がメイン。
私が自分で海外旅行するようになった頃は、特にバスなどの公共交通機関を使うのは危険(特に女性)というイメージがあったけど、便利に利用できるようになりました。

特に、バスの運転手さんが親切だったのが印象的。
ナポリだけでなく、ソレントでも降りる駅を片言の英語で教えてくれました。
教えてくれなかったら、絶対に分からなかったので、本当に助かった。
乗車時に、「xxに行きますか?」と尋ねる作戦も良かった。

逆にイタリアのタクシーはボラれる(?!)って書いてあったので、警戒していたのだけど、車内にはちゃんと目安の料金表はあるし、土曜日だったせいか、評判悪い交通渋滞にも巻き込まれず、中央駅近くのホテルから約20分、15.5ユーロで空港に到着。

道中、幹線道路に入る曲がり角で、突然窓拭きが現れて、(たぶん)後ろの窓ガラスはサービス、フロントガラスはチップで営業やってて、国によってお金を稼ぐ手段は色々だなぁって思う。
もちろん決していい状況ではないのが要因だけど、震災後の日本は、更に雇用状況が悪化すると思われ、特に将来世代が日本でどう稼いで行くか心配なったりして。(オーバーか(^^;; )

空港に着いたら、免税書類を出すために、窓口を探す。
この2年間、計6回ヨーロッパを旅して、申請が必要な買い物をしたのは始めて。
だから、それでなくても無事出来るか心配なのに、窓口がナカナカ分かりにくい!

しかも、オフィスはもぬけの殻で、イタリア語とロシア語?で何やら書いてある。
ひとまず、書いてあった番号にダイヤルすると、しばし待ってようやく係員がやってきた。
やってきたはいいけど、なにやら機械に問題があるらしく、俺に付いてこいと言われる。

連れていかれたオフィスにも、これまた人はおらず、なにやら電話をしている。
よーやく、別の担当者が出てきて、処理が終わったのは、20分以上後でした。
私達の前に並んでいる人いなかったのに。。。

税関関係はこれで終わらず、ゲートをくぐって、払い戻しを受ける窓口にも、これまた人がいない。
今度は電話もなくて、暫く待つも待ち人来らず。
後ろに並んでいたアメリカ人に話しかけられたけど、状況分からず、待ちぼうけ。
「I can't understand.」と言って去って行ってしまった。
私達も、ナポリでの払い戻しは諦める。
アメリカ人も言ってたけど、これはイタリアスタイルか?!

そんなこんなで、意外とボーディング前に時間が無くなり、ToToと旅の総括をする時間がなくなった。
私は、初めてだったことあり、ポンペイ遺跡と青の洞窟が一番印象に残ったかな。

最後に、やっぱりイタリアらしいと思うエピソードで終わったのでした。

今回、ミラノ、ナポリを拠点に、ヴェネツィア、カプリ島、アマルフィ海岸、ローマと巡りました。
私は、前回と併せ、イタリアの4大都市 ローマ、ミラノ、フィレンツェ、ナポリを制覇。

そしてローマ、ミラノ、ナポリの中央駅も制覇。
ミラノ駅が意外にも駅舎が前時代的で、ローマは近代的で大きく充実してて、ナポリはさすがに構内はキレイでシンプル。
それぞれに特徴があって、そして長距離電車だったせいか、意外にも?!定刻通りの出発でした。

色々楽しめたけど、やっぱり各都市、1,2日は足りなかったねぇーというのが我が家の感想。
ヨーロッパへ旅行できる機会は、ここから当分無さそう。
年を重ね、また色々な意味で余裕が出来たら、ノンビリとヨーロッパを巡ってみたい!

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