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日本橋七福神巡り [今日の出来事]

日本橋七福神巡りをしてきました。

『麒麟の翼』が公開されて、日本橋七福神巡りをしようと一時盛り上がった。銀座までは行っても、日本橋や人形町は縁遠かったし、何よりお気に入りの物語、映画の舞台を巡るのは楽しい。計画を立てたのに結局行きそびれたのは、季節が真冬だったことが一因。

そんな1年半越しの計画を実行できたきっかけは、平松洋子著『焼き餃子と名画座 わたしの東京 味歩き』の中で、毎年10月19日、20日に日本橋七福神の一つ「寶田恵比寿神社」周辺で「べったら市」が開かれると知ったから。

人間の味覚や食の好みは、例えば湯葉や蕎麦など噛んで味わう食べ物が歳を重ねると好きになるように、加齢と伴に変わるものだと思うけど、食道を全摘したあと、まるで妊婦のそれと同じく、これまで特に意識しなかった食べ物が好きになった(体調が悪くなるので避けなきゃいけない食べ物もあるけど)。一回の食事量が制限されるためなのか、摂取カロリーは十分のはずなのに食べられないことで飢餓感を意識してしまうのか、自然の甘みを感じるものが好きになった。いままで麹とか気にしてなかったけど、麹で甘くなったべったら漬けはその一つ。

今年の暦は10月19日、20日はちょうど土日。決算発表前の最後の自由に使える週末なことも手伝って、雨様相にも関わらず、夫婦でブラッと行ったのでした。

第一の目的は「べったら市」。
七福神巡りは「寶田恵比寿神社」からスタートすることにして、まずは「べったら市」の屋台で腹ごしらえ。屋台の定番、焼きそば、たこ焼き、お好み焼きだけでなく、鮎の塩焼き、串焼き、タイラーメンやチャプチュなどのアジア料理、居酒屋風に色々取り揃えてテーブルまで用意されている屋台や近所のビストロ、有名店などの屋台まであって、噂通り種類が豊富。「寶田恵比寿神社」からしばらく歩くと、よーやくお目当ての人形町今半の屋台を発見!揚げたてがなかったのですき焼きコロッケは食べられなかったけど、メンチカツをゲット。じゃがバターは断念したものの、焼きそばとたこ焼きも食べて屋台を満喫。目的のべったら漬けは、いくか味見をして特に麹の甘さが強いものと、(ここでしか買えない?)皮付きを購入。屋台の威勢のいい掛け声に誘われて”大辛”の七味も購入。お祭りはこうでなくっちゃね。

雨雲のせいもあり空は既に薄暗くなったいたものの、ここから七福神巡りスタート。
世の中の順番を逆さにして、「寶田恵比寿神社(恵比寿神)」を皮切りに、「椙森神社(恵比寿神)」→「笠間稲荷神社(寿老神)」→「末廣神社(毘沙門天)」と廻る。もう少し下町の雰囲気が残る街かと思っていたけど、中規模のオフィスビルと比較的新しく見えるマンションが乱立し、神社はまさに都会の片隅にひっそり存在している感じ。ここで、甘酒横丁でちょっと一服。「柳屋」で薄皮でしっぽまで餡がはいったたい焼きを堪能し、「人形町今半」で牛肉の細切れをゲット。冷凍しておいくと色々便利なので、帰ってしぐれ煮を作ろう。再び七福神巡りを再開し、移転してちょと風情がなくなってしまった「水天宮(弁財天)」から「松島神社(大国神)」→「茶の木神社(布袋尊)」→「小網神社(福禄寿・弁財天)」を巡って日本橋七福神巡りは終了。すっかり日が落ち、神社が探しにくかった。ここから江戸橋に行き、『麒麟の翼』の冒頭で出て来る殺害現場を辿って「日本橋 麒麟像」へ。

今日は結構歩いた!
2013.10.19
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