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150万人の命を偲ぶ 映画『命をかけたバイオリン』 [今日の出来事]

『命をかけたバイオリン』は昨日観た『マリーゴールド・ホテルで会いましょう』とは真逆な映画。
第二次大戦で犠牲になった150万人の子供達を偲ぶ、音楽が結ぶ子供達の物語。

ユダヤ人の歴史的背景はつと有名だけど、宗教、出自でこれほど理不尽に命を奪われていい理由があるのか、多くの人々が殺戮を許容できるのは何故なのか、やっぱり分からない。1年以上前に観た『サラの鍵』で、ユダヤ人と自覚がないまま育つ不思議、ここまで忌み嫌われる理由に改めて興味が沸き、『ユダヤとは何か。』とか読んでみたけど、未だに腑に落ちない。

ところで映画は、追われた者が追い、助けられた者が助けと、状況によって立場が替わり、また人間の強さ、弱さがあり、見応えのあるものでした。ただ、テーマ性の強いものは、自分の中で消化できるまで、すっごく時間がかかる。

ストーリーの行き先、運命はおおよそ想像が付くのに、子供達が奏でる調べ(特に♪友情の曲は印象的)が効果的で、ストーリが進むにつれ、思わず手を組んで祈っちゃう映画。生きてることに乾杯。
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