イタリア5日目 青の洞窟観れた! [今日の出来事]
今日は、船でカプリ島へ。
船が出る港までは、トラムで移動と考えていたけど、中央駅付近は大工事中で、どこに駅があるのか分からない。
ちなみにこの工事、ガイドブックには2008年にはやっているようなんだけど、遺跡の発掘でもやってるのか?と疑うぐらい、駅前に大きな穴が空いていて、全く終わらなそうな雰囲気。
そして、一昨日から探し回っている切手(ミラノでも、ナポリでも郵便局かタバッキで買えと言われ、フロントでは入手出来ず)を買うため、中央駅にあるはずの郵便局に行くも、空きスペースがあるのみ。
駅、ホテル周辺のタバッキでは、どこでも置いてないと言われるし、道沿いは昔の香港みたいに露天商で溢れ、ゴミ収集もまともに行われず、行政が機能しているように思えないナポリでは、郵便も開店休業なの?!
正直、いまだにナポリにはいい印象なし。。。
(ナポリの人、ゴメンなさい)
ともかく、ホテルに戻ってフロントに確認すると、トラムNo.1は運休中と。
駅が移動になることもなく、路線自体が無くなるって、日本の感覚からするとあり得ない。
(でも、地震後の路線の運行状況を考えると、節電の影響が続く限り、日本も同じ事態か。。。)
ベヴェレッロ港へのバス(ちなみにこれもガイドブックに載っていた路線と違う)を教えて貰って、よーやく移動開始。
ナポリの街歩きは、ガイドブックを頼ってはいけないようだ。。。
乗ったバスは、途中でドンドン人が乗り込み、スリの危険も増してきたけど、それより問題なのは、どこで降りたらいいのか分からないコト。
とりあえず海が見えてきたから降りようとすると、無愛想な運転手さんが「次で降りろ」と片言の英語で告げてくれた!
ToToが乗車する時、「ベヴェレッロ港に行く?」と聞いていたから覚えてくれてたんだと思うけど、次々乗り込む人で、バスの真ん中まで押しやられていた私達を、気にして声を掛けてくれたなんて、感謝感激。
(ナポリの人、ありがとう。)
そんなこんなで無事にベヴェレッロ港に着き、カプリ島行きの船に乗船。
カプリ島行きの船は、いくつか運行している会社があって、ひとまず一番早く出る船に乗る。
乗ったのはジェットタイプの船で、カプリ島へは50分。
到着すると、港から景色は最高!
海は綺麗だし、道にもゴミは落ちてない。
ひとまずホテルに荷物を預けて、「青の洞窟」へと思っていたので、港の前にあるホテルへ。
すぐ着くと思っていたけど、しかし、これがとんでもなくキツイ坂道だった!
地図上では港からすぐそこなんだけど、急な坂道で、ものすごく歩いた気分になってホテルへ到着。
後でカプリ島巡りをして分かるんだけど、カプリ島全体が断崖絶壁に街があるようなもので、メインの交通手段であるバスは、急で狭いという一言では言い表わせないような道を走っていくのでした。
(去年行ったグラナダのバスと、その運転のしにくさは一二を争う。)
チェックインそうそう、フロントで「青の洞窟」へは行ける?って聞くと、やってるからすぐ行った方がいいとの返事だったので、港へ引き返す。
そしたら、到着時には人でごった返していた「青の洞窟」の船乗り場には待ち人おらず、確認したら最後の船が出るところだった!
待ち時間なしで、乗船出来て、船はすぐに「青の洞窟」に向けて発進。
波は穏やかで、期待がドンドン高まって行く!
洞窟に入るための手漕ぎの舟に乗り替えると、すぐに洞窟へ。
舟こぎによると、昨日まで10日間、洞窟には入れなかったとか!
最後のグループだったせいなのか、「ゆっくり、一杯廻るね」という舟こぎさんの言葉通り、洞窟内を2周して貰って、青色の別世界を堪能。
神秘的な風景を観に来れて、本当に良かった。
「青の洞窟」の後、バスでビューポイントを幾つか廻ったけれど、そこから見える景色も素敵なものばかり。
カプリ島の滞在者は、連泊がほとんどというのは分かる気がする。
今は、オフシーズンなので、営業してないホテルやお店がほとんどだけど、4月からの観光シーズンにはもっと賑わうだろうなぁ。
そうそう、まだ営業していないロレックスのドアガラスに、日の丸に「がんばれ、日本。がんばれ、東北。」と書かれた絵が貼られていた。
日本のYahho!のプリントアウトらしく、こんなところでも応援してくれているのかと思うと、胸が熱くなったのでした。
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