200億円かけた無料クーポン [今日の出来事]
本との出会いは一期一会。
本屋さんでToToを待っている時、この本↓に出会い、一気に読みました。
これまで、ここにも書いた通り、(特に手術前)がんやがん患者の闘病に関する本や雑誌、インターネットサイト、ブログは時間が許す限り、気持ちに余裕がある限り読んできました。
ただ、意識的に避けたのは、回想録やがんの種類が違う患者の闘病記。
回想録を読まないのは言わずもがな、がんの種類が違う患者さんの文章を読まないのは、自分の状態を出来るだけ客観的に見続けるため。
自分ががんになって、がんができた臓器によって、がんの余命も再発の危険も全く違うことを知りました。
もちろん、同じ食道がんであっても、進行度によっても全く深刻度は違うけど。
自分のがんには起こりえない状況だと分かっていても、どうしても文章に感情移入してしまう。
再発の危険、治療の選択、読んでいくと、客観視できなくなり、同じく捉える必要もないのに、不安が増幅するのだ。
余命1ヶ月の花嫁のテレビは見れたけど、やっぱり本を読む気にはなれなかった。
テレビは美しくまとめて映像化することが可能だけど、闘病記は生きた現実が詰まっている気がして。
こんな思いを抱き続けた1年だったけど、手術の痛みが減り、日常生活を取り戻しつつあることで、気持ちに余裕が出来てきています。そして、1年前に比べて、日々流されながら生活している感覚に、ちょっとだけ喝を入れたくなりました。自分より厳しい現実の中で頑張っている人に元気を貰いたくなったのだ。
著者はほぼ私と同じ年齢。
しっかり感情移入しながらも、一歩距離を置きながら読むことができました。
がんという現実の中で考えたこと、同じ部分もあるし、違う部分もあるけど(当然だけど)、「病気(がん)とともに生きる」とは何かを本を読みながら一緒に考えました。
正解なんてないけれど、やっぱり自分らしく生きていくしかない気がします。
そんな、久し振りにがんと向き合った日、おのずと政府・与党が発表した追加経済対策15.4兆円の中の一つ「子宮けいがん、乳がんの検査料支援」に目が行きました。
09年度に限って有効な無料クーポンを配布して、子宮けいがんや乳がんの検診費用を免除するというもの。
子宮けいがんは、20, 25, 30, 35,40歳の人、乳がんは40, 45, 50, 5, 60歳の人が対象。
実施費用として、約200億円を計上するんだとか。
昨今の経済危機で、ケインズ的な国の財政政策の効果に関しては懐疑的な意見が多いし、給付金なんて実証的にも論理的にも効果があるのか疑問だと思っているど、それでも実施する政策が意味があるものであってほしいと願う。たとえそれが「短期的なバラマキ」であっても。
ただ、やっぱり「子宮けいがん、乳がんの検査料支援」が09年度だけの支援というのが気になる。
がん検診が1年だけ受診率が上がることに、どれだけ効果があるのか。
また、乳がんの低年齢化が言われるなか、対象年齢は本当に適当なのか?
特に、低年齢層の方が経済的には支援が必要だし、早期発見によるトータルでの医療費の削減、社会へのその後の貢献を考えれば、対象となるべきなんじゃないだろうか?
欧米の7割を超える受診率に比べ、1割台と著しく低い受診率が、金銭的な補助だけで本当に解決するのか?
その辺りの検証は十分なのか?
4月10日の日経に乳がん検査機器の開発・改良についての記事があったけど、受診に対する敷居の高さ(特にマンモグラフィーは聞くだけで二の足踏むし)に加えて、女性特有の事情も考慮して改善の余地あると思う。
がんと告知されるまでは、CT検査などの際には妊娠の有無など聞かれた。
(しかし、残念ながら今は聞かれもしない。。。)
がんの再発の危険があっても、子供を望んでいる人にとっては、検査すら自分の命との戦いになったりもするのだ。特に乳がんは転移が多いと聞くし。
場当たり的にお金だけ使うのは絶対止めてほしい。
特に、がんは早期発見が命を救うことも多いのだから。
そんなこと考えました。
本屋さんでToToを待っている時、この本↓に出会い、一気に読みました。
これまで、ここにも書いた通り、(特に手術前)がんやがん患者の闘病に関する本や雑誌、インターネットサイト、ブログは時間が許す限り、気持ちに余裕がある限り読んできました。
ただ、意識的に避けたのは、回想録やがんの種類が違う患者の闘病記。
回想録を読まないのは言わずもがな、がんの種類が違う患者さんの文章を読まないのは、自分の状態を出来るだけ客観的に見続けるため。
自分ががんになって、がんができた臓器によって、がんの余命も再発の危険も全く違うことを知りました。
もちろん、同じ食道がんであっても、進行度によっても全く深刻度は違うけど。
自分のがんには起こりえない状況だと分かっていても、どうしても文章に感情移入してしまう。
再発の危険、治療の選択、読んでいくと、客観視できなくなり、同じく捉える必要もないのに、不安が増幅するのだ。
余命1ヶ月の花嫁のテレビは見れたけど、やっぱり本を読む気にはなれなかった。
テレビは美しくまとめて映像化することが可能だけど、闘病記は生きた現実が詰まっている気がして。
こんな思いを抱き続けた1年だったけど、手術の痛みが減り、日常生活を取り戻しつつあることで、気持ちに余裕が出来てきています。そして、1年前に比べて、日々流されながら生活している感覚に、ちょっとだけ喝を入れたくなりました。自分より厳しい現実の中で頑張っている人に元気を貰いたくなったのだ。
著者はほぼ私と同じ年齢。
しっかり感情移入しながらも、一歩距離を置きながら読むことができました。
がんという現実の中で考えたこと、同じ部分もあるし、違う部分もあるけど(当然だけど)、「病気(がん)とともに生きる」とは何かを本を読みながら一緒に考えました。
正解なんてないけれど、やっぱり自分らしく生きていくしかない気がします。
そんな、久し振りにがんと向き合った日、おのずと政府・与党が発表した追加経済対策15.4兆円の中の一つ「子宮けいがん、乳がんの検査料支援」に目が行きました。
09年度に限って有効な無料クーポンを配布して、子宮けいがんや乳がんの検診費用を免除するというもの。
子宮けいがんは、20, 25, 30, 35,40歳の人、乳がんは40, 45, 50, 5, 60歳の人が対象。
実施費用として、約200億円を計上するんだとか。
昨今の経済危機で、ケインズ的な国の財政政策の効果に関しては懐疑的な意見が多いし、給付金なんて実証的にも論理的にも効果があるのか疑問だと思っているど、それでも実施する政策が意味があるものであってほしいと願う。たとえそれが「短期的なバラマキ」であっても。
ただ、やっぱり「子宮けいがん、乳がんの検査料支援」が09年度だけの支援というのが気になる。
がん検診が1年だけ受診率が上がることに、どれだけ効果があるのか。
また、乳がんの低年齢化が言われるなか、対象年齢は本当に適当なのか?
特に、低年齢層の方が経済的には支援が必要だし、早期発見によるトータルでの医療費の削減、社会へのその後の貢献を考えれば、対象となるべきなんじゃないだろうか?
欧米の7割を超える受診率に比べ、1割台と著しく低い受診率が、金銭的な補助だけで本当に解決するのか?
その辺りの検証は十分なのか?
4月10日の日経に乳がん検査機器の開発・改良についての記事があったけど、受診に対する敷居の高さ(特にマンモグラフィーは聞くだけで二の足踏むし)に加えて、女性特有の事情も考慮して改善の余地あると思う。
がんと告知されるまでは、CT検査などの際には妊娠の有無など聞かれた。
(しかし、残念ながら今は聞かれもしない。。。)
がんの再発の危険があっても、子供を望んでいる人にとっては、検査すら自分の命との戦いになったりもするのだ。特に乳がんは転移が多いと聞くし。
場当たり的にお金だけ使うのは絶対止めてほしい。
特に、がんは早期発見が命を救うことも多いのだから。
そんなこと考えました。





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